タイムとは?スパイス&ハーブの魅力を徹底解剖!名前の由来・歴史・香り・健康効果からレシピまで完全ガイド
タイムとは、料理や薬用に古くから使われてきたスパイス&ハーブのひとつです。地中海沿岸を原産とし、爽やかでスパイシーな香りが特徴で、世界中の料理で親しまれています。フレッシュとドライの両方で利用され、肉料理やスープ、ハーブティーなど幅広く活用されます。また、抗菌・抗炎症作用があり、健康や美容にも良いとされるハーブです。本記事では、タイムの名前の由来や歴史、味や香り、保存方法、さらにはおすすめレシピまで詳しく解説します。
タイムとはどんなスパイス?

タイムとはどんなスパイスなのでしょうか?
このハーブは、料理や医療、美容など幅広い用途で活用される万能スパイスとして知られています。独特の爽やかな香りとスパイシーな風味を持ち、世界中で親しまれています。本記事では、タイムの別名や名前の由来、分類や特徴、用途について詳しく解説します。
タイムの別名と名前の由来
タイムの別名
タイムの学名はThymus vulgaris(ティムス・ブルガリス)です。日本では「タチジャコウソウ」とも呼ばれ、ほかにも「コモンタイム」といった名称があります。
また、タイムは種類によって異なる名前を持っています。例えば、レモンのような香りが特徴の「レモンタイム(Thymus citriodorus)」や、横に広がるように育つ「クリーピングタイム(Thymus serpyllum)」などがあります。
名前の由来
「タイム(Thyme)」という名前は、ギリシャ語の「thymos(勇気)」から来ているとされています。古代ギリシャでは、戦士が戦いの前にタイムを使用し、勇気を奮い立たせるために香りを嗅いだり、入浴時に使用したりしていました。
また、ラテン語の「fumus(煙)」に由来するとも言われており、これはタイムが香りの良いお香としても使用されていたことに関係しています。
タイムの分類と原産地
科名と分類
タイムはシソ科(Lamiaceae)に属する多年草または低木の一種です。シソ科には、ローズマリーやバジル、オレガノなど、香り豊かなハーブが多く含まれています。
原産地
タイムは地中海沿岸地域が原産とされ、乾燥した気候と日当たりの良い環境を好みます。現在ではヨーロッパ全域をはじめ、アメリカやアフリカ、日本でも栽培されています。特にフランス、スペイン、イタリアなどでは、料理や医療目的で広く利用されています。
タイムの利用部位と植物の特徴
利用部位
タイムは主に葉と茎を使用します。特に葉の部分に香り成分が多く含まれているため、料理やアロマオイル、ハーブティーなどに活用されます。
フレッシュタイムとドライタイムの両方が使用され、それぞれに適した使い方があります。
●フレッシュタイム:爽やかで優しい香りが特徴。料理の仕上げやハーブティーに向いている。
●ドライタイム:香りが凝縮され、煮込み料理や保存食に最適。
植物の特徴
タイムは小さな楕円形の葉を持つ低木で、高さは10~30cm程度になります。
主な特徴
●香りが強い:チモールやカルバクロールという精油成分を含み、抗菌・防腐作用がある。
●乾燥に強い:地中海沿岸の乾燥した気候に適応し、水はけのよい土壌を好む。
●花が咲く:春から初夏にかけて、白やピンク色の小さな花を咲かせる。
タイムの用途
タイムは料理、健康、香り(アロマ)、医療など多方面で利用されています。
1. 料理での活用
タイムはフレンチ、イタリアン、地中海料理を中心に、さまざまな料理に使われます。
●肉料理:タイムの抗菌作用と香りが肉の臭みを消し、風味を引き立てる。
〇例)ローストチキン、ラムのグリル、ビーフシチュー
●魚料理:爽やかな香りが魚の臭みを抑え、味を引き締める。
〇例)白身魚のソテー、アクアパッツァ
●スープ・煮込み料理:香りが長時間持続し、スープやシチューに深みを加える。
〇例)ブイヤベース、ミネストローネ
●ソースやドレッシング:オリーブオイルやビネガーと相性が良い。
〇例)バルサミコドレッシング、ハーブソース
フレッシュ vs ドライタイムの使い分け
●フレッシュタイム:料理の仕上げや軽い香り付けに使う。
●ドライタイム:煮込み料理やオーブン料理に適している。
2. ハーブティーとしての活用
タイムティーは、風邪予防やリラックス効果があることで知られています。
●喉の痛みの緩和:抗菌作用があり、風邪の症状を和らげる。
●消化促進:胃腸の調子を整える効果がある。
3. 健康・美容への活用
タイムに含まれるチモールやフラボノイドには、抗菌・抗酸化作用があります。
●抗菌作用:喉の痛みや口臭予防に効果的。
●リラックス効果:アロマオイルとして使用すると、ストレス軽減に役立つ。
●スキンケア:タイムエキスを配合した化粧品は、肌の引き締めやニキビケアに使われる。
4. 医療・アロマテラピーでの活用
タイムは古くから薬用植物として使われてきました。
●風邪やインフルエンザの予防:タイムの抗ウイルス作用が役立つ。
●呼吸器系の改善:気管支炎や咳の症状を和らげる効果がある。
●防腐・抗菌作用:傷の消毒やスキンケアに活用される。
タイムの味や香りは?

タイムの味や香りは、スパイシーで爽やかさがあり、ほのかに甘みを感じるのが特徴です。その独特な風味は、料理の味を引き締めるだけでなく、ハーブティーやアロマテラピーにも活用されます。本記事では、タイムの味と香りの特徴、香りの成分、料理への活かし方について詳しく解説します。
タイムの香りの特徴
タイムの香りは、清涼感がありながらスパイシーで、ハーブらしい温かみのある香りです。品種によって香りのニュアンスが異なりますが、一般的なコモンタイムはスッキリとした爽快な香りが特徴です。
香りの主成分
タイムの香りは、主に以下の精油成分によって構成されています。
●チモール(Thymol):
〇タイムの香りの中心的な成分。
〇強い抗菌・防腐作用を持ち、スパイシーで温かみのある香りを生み出す。
●カルバクロール(Carvacrol):
〇オレガノにも含まれる成分で、やや甘さのある香りが特徴。
●リナロール(Linalool):
〇フローラルで穏やかな香りを持ち、リラックス効果がある。
●ゲラニオール(Geraniol):
〇ほのかにバラのような甘い香りを加える。
フレッシュタイムとドライタイムの香りの違い
●フレッシュタイム:より繊細で爽やかな香り。料理の仕上げや生のまま使うのに適している。
●ドライタイム:乾燥させることで香りが凝縮され、スパイシーさが際立つ。煮込み料理やスープに向いている。
タイムの味の特徴
タイムの味は、軽い苦みとわずかな甘みがあり、スパイシーで温かみのある風味が特徴です。
タイムの味の特徴を一言で表すと?
「ほろ苦さとスパイス感が絶妙に調和し、料理に深みを加えるハーブ」
フレッシュタイムとドライタイムの味の違い
●フレッシュタイム:
〇苦みが少なく、よりマイルドな風味。
〇爽やかで繊細な味わいが特徴。
〇サラダや魚料理におすすめ。
●ドライタイム:
〇苦みとスパイス感が強くなり、味が濃厚に。
〇肉料理や煮込み料理に適している。
タイムの香りと味の活かし方
タイムの味や香りを最大限に活かすには、料理や飲み物に適切に取り入れることが重要です。
1. 料理での活用方法
タイムは肉・魚・野菜・スープ・ソースなど、さまざまな料理に使われます。
肉料理との相性
●鶏肉、ラム、牛肉、豚肉など、特に脂身のある肉料理と相性が良い。
●ローストチキンやステーキの風味付けに使うと、香りが引き立つ。
魚料理との相性
●タイムの爽やかさが魚の臭みを抑え、風味を引き立てる。
●グリルや蒸し料理で使うのがおすすめ。
スープ・煮込み料理との相性
●タイムの香りは加熱するとより豊かになるため、長時間の煮込み料理に適している。
●シチューやポトフ、トマトスープなどに入れると、味に深みが増す。
ソースやドレッシングの風味付け
●タイムの香りがオリーブオイルやビネガーと相性抜群。
●バルサミコソースやハーブドレッシングに加えると、風味がアップする。
2. ハーブティーとしての活用
タイムティーは、すっきりとした香りとわずかな苦みが特徴です。
●風邪予防やリラックス効果が期待できる。
●はちみつを加えると、タイムの苦みが和らぎ、飲みやすくなる。
3. アロマテラピーとしての活用
タイムの香りはリラックス効果や集中力アップに役立ちます。
●アロマオイルとして使用すると、ストレスを軽減し、気分をリフレッシュできる。
●バスタイムにタイムの精油を数滴入れると、リラックス効果が高まる。
タイムの種類は?

タイムの種類は、数十種類以上存在すると言われており、それぞれ香りや味、用途に違いがあります。代表的なものとしてコモンタイム(一般的な料理用)、レモンタイム(柑橘系の香り)、クリーピングタイム(グラウンドカバー向け)などがあり、料理や園芸、アロマテラピーなど幅広い分野で活用されています。本記事では、主なタイムの種類とその特徴、用途について詳しく解説します。
代表的なタイムの種類と特徴
1. コモンタイム(Common Thyme / Thymus vulgaris)
最も一般的なタイムで、料理やハーブティーによく使われる品種です。
特徴
●シソ科の多年草で、草丈は20~30cm程度。
●細かい楕円形の葉を持ち、スパイシーで温かみのある香り。
●チモールという成分が豊富で、抗菌・抗酸化作用が強い。
用途
●料理用:肉料理、煮込み料理、スープ、ソースなど幅広く活用される。
●ハーブティー:リラックス効果や風邪予防に良いとされる。
●アロマテラピー:精油は抗菌作用があり、スキンケアやリラクゼーションに使われる。
2. レモンタイム(Lemon Thyme / Thymus citriodorus)
レモンのような爽やかな香りを持つタイムで、料理やアロマに最適な品種です。
特徴
●レモンに似た柑橘系の香りが特徴。
●葉はやや細長く、明るい緑色をしている。
●耐寒性があり、庭植えや鉢植えに適している。
用途
●料理用:魚料理や鶏肉料理、サラダ、デザートに使われる。
●ハーブティー:レモン風味の爽やかな味わいが楽しめる。
●アロマテラピー:リフレッシュ効果が高く、ストレス解消に役立つ。
3. クリーピングタイム(Creeping Thyme / Thymus serpyllum)
地面を這うように成長する観賞用タイムで、グラウンドカバーとして人気があります。
特徴
●横に広がるように成長し、地面を覆うように広がる。
●春から初夏にかけてピンクや紫の小さな花を咲かせる。
●香りはあるが、料理にはあまり使われない。
用途
●園芸用:庭や石畳の間に植えられ、雑草防止や装飾として利用される。
●ハーブガーデン:他のハーブと一緒に植えて香りを楽しむ。
●蜜源植物:ミツバチが好む花を咲かせるため、養蜂にも役立つ。
4. ワイルドタイム(Wild Thyme / Thymus pulegioides)
野生のタイムで、より強い香りと風味を持つ種類です。
特徴
●草丈がやや高く、30~40cmほどに成長する。
●香りが強く、葉はやや大きめ。
●ヨーロッパでは古くから薬草として利用されてきた。
用途
●薬用ハーブ:抗菌作用があり、風邪や喉の痛みに効果があるとされる。
●アロマテラピー:スチーム吸入やオイルとして活用される。
●料理用:煮込み料理やハーブティーに使われることもある。
5. シルバータイム(Silver Thyme / Thymus vulgaris ‘Silver Posie’)
白や銀色の斑入りの葉が美しい観賞用のタイムです。
特徴
●葉のふちに白や銀色の斑が入り、観賞価値が高い。
●香りはコモンタイムに似ているが、やや穏やか。
●耐寒性があり、庭植えや鉢植えに向いている。
用途
●観賞用:庭のアクセントや寄せ植えに適している。
●料理用:見た目を活かし、料理の飾りとして使われることもある。
6. ゴールデンタイム(Golden Thyme / Thymus vulgaris ‘Aureus’)
葉に黄色い斑が入った、明るい色合いのタイムです。
特徴
●葉に黄色や黄金色の模様が入り、華やかな見た目。
●コモンタイムに似た香りを持つが、ややマイルドな風味。
●生育がゆっくりで、コンパクトな形にまとまる。
用途
●観賞用:庭や鉢植えで彩りを加えるのに最適。
●料理用:コモンタイムの代用として、スープや肉料理に使われることもある。
タイムの歴史は?

タイムの歴史は数千年前の古代文明にまで遡り、料理や薬用、宗教儀式などさまざまな用途で活用されてきました。地中海沿岸を原産とするこのハーブは、古代エジプト、ギリシャ、ローマを経て中世ヨーロッパへと広まり、現代では世界中の料理や健康維持に欠かせないスパイス&ハーブのひとつとなっています。本記事では、タイムがどのようにして人々の生活に取り入れられてきたのか、その歴史を詳しく解説します。
古代エジプト時代:タイムはミイラ作りに使われた
タイムの歴史は、約5000年前の古代エジプトにまで遡ります。エジプト人は、タイムを「神聖なハーブ」として扱い、主にミイラの防腐処理に使用していました。
タイムがミイラ作りに使われた理由
●タイムには強い抗菌・防腐作用があり、遺体の腐敗を防ぐ効果があった。
●タイムの香りが悪臭を抑え、神聖な儀式の場にふさわしい環境を作り出した。
また、エジプトの神殿では、タイムの香りを焚いて神々への供物として捧げることもありました。
古代ギリシャ時代:勇気と高貴さの象徴
古代ギリシャでは、タイムは勇気や気高さを象徴するハーブとして重宝されました。
戦士の士気を高めるハーブ
●ギリシャ語で「thymos(勇気)」がタイムの語源とされ、戦士たちは戦の前にタイムの香りを嗅ぎ、気持ちを高めていました。
●タイムを入れた水で体を洗うことで、勇気と活力を得ると信じられていた。
医療・宗教での利用
●医療:ヒポクラテス(医学の父)もタイムを薬用植物として推奨し、感染症の治療に用いた。
●宗教儀式:タイムの香りは神々に捧げる清めの香とされ、神殿で焚かれることがあった。
古代ローマ時代:タイムの香りで病気を予防
タイムはローマ帝国の発展とともに広まり、ヨーロッパ全土に伝わりました。
ローマ人のタイムの使い方
●食材の保存:タイムの防腐作用を利用し、肉や魚の保存に使用。
●風呂での利用:タイムの葉をお湯に浮かべ、体を清める習慣があった。
●旅のお守り:ローマ軍の兵士たちは、タイムを身につけて疫病や悪霊から身を守ると信じていた。
また、ローマ人はタイムをヨーロッパ各地へ持ち込み、その栽培を広めました。
中世ヨーロッパ:薬用ハーブとしての発展
中世ヨーロッパでは、タイムは修道院やハーブ園で栽培され、薬草としての価値が高まりました。
タイムの主な用途
●ペスト(黒死病)の予防:タイムの抗菌作用を利用し、病院や家庭で香りを焚いて空気を浄化。
●魔除け・お守り:枕元にタイムを置くと悪夢を防ぎ、幸運を呼ぶと信じられていた。
●傷の治療:タイムを煎じた液を傷口に塗り、消毒薬として使用。
この時代、タイムは一般庶民にも広がり、食生活や民間療法に欠かせないハーブとなりました。
ルネサンス~近代:料理と香りの文化に定着
料理への応用
16世紀ごろになると、タイムは料理のスパイスとしても定着し、特にフランスやイタリアの伝統料理に組み込まれるようになりました。
●フランス料理:「ブーケガルニ」(ハーブの束)にタイムが使われるようになる。
●イタリア料理:トマトソースやグリル料理に欠かせないハーブとして普及。
アロマテラピーの発展
18~19世紀には、タイムの香り成分(チモール)が医薬品として注目され、歯磨き粉や消毒薬の成分として活用されるようになりました。
現代:タイムは世界中で愛されるハーブに
今日、タイムは世界中の料理、健康、美容、アロマテラピーで広く利用されています。
1. 料理での活用
●フレンチ、イタリアン、地中海料理を中心に肉料理、スープ、煮込み料理で活躍。
●ドライタイムとフレッシュタイムの両方が利用される。
2. 健康・美容への活用
●ハーブティー:風邪や喉の痛みを和らげる。
●抗菌・抗ウイルス作用:ナチュラルな消毒液やスキンケア製品に配合される。
3. アロマテラピーとしての活用
●タイムの精油はリラックス効果や集中力向上に役立つ。
●バスソルトやディフューザーで使用される。
タイムの保存は?

タイムの保存は、フレッシュとドライで方法が異なり、それぞれの特性に応じた適切な保存方法を実践することで、長く香りや風味を楽しむことができます。フレッシュタイムは適切な湿度と温度管理が重要で、ドライタイムは光や湿気を避けて保存することがポイントです。本記事では、フレッシュタイムとドライタイムの最適な保存方法、保存期間、注意点について詳しく解説します。
フレッシュタイムの保存方法
フレッシュタイムは収穫したての香りや風味を保ちつつ、適切な保存をしないとすぐにしおれてしまいます。冷蔵・冷凍・乾燥の3つの方法があり、それぞれのメリットを活かして保存しましょう。
1. 冷蔵保存(短期間保存向け)
保存期間:約1週間
方法①:湿らせたキッチンペーパー+ビニール袋
1.タイムの葉や茎に付いた水分を軽く拭き取る。
2.キッチンペーパーを湿らせ、タイムを包む。
3.ジップ付きのビニール袋や密閉容器に入れる。
4.冷蔵庫の野菜室で保存する。
🔹 ポイント:湿らせたキッチンペーパーが乾燥を防ぎ、鮮度を長持ちさせる。
方法②:水に挿して保存
1.コップや小さな瓶に水を入れる。
2.タイムの茎を水に浸ける。
3.上からビニール袋を軽くかぶせて乾燥を防ぐ。
4.冷蔵庫の野菜室で保存する。
🔹 ポイント:この方法なら約1週間フレッシュな状態を維持できる。
2. 冷凍保存(長期保存向け)
保存期間:約1~2ヶ月
方法①:そのまま冷凍
1.タイムをよく洗い、水気を拭き取る。
2.ジップロックや密閉容器に入れて冷凍庫へ。
3.使用時は凍ったまま料理に入れる。
🔹 ポイント:そのまま冷凍すれば、必要な分だけ取り出して使える。
方法②:オリーブオイルと一緒に冷凍
1.タイムの葉を茎から外す。
2.製氷皿に葉を入れ、オリーブオイルを注ぐ。
3.冷凍し、使うときに1キューブずつ取り出す。
🔹 ポイント:炒め物やパスタ、スープにすぐ使えて便利。
ドライタイムの保存方法
ドライタイムは長期保存に適しており、適切に保存すれば半年~1年ほど香りを保つことができます。乾燥させたタイムは、風味が凝縮されるため、少量でもしっかり香ります。
1. ドライタイムの作り方(自家製)
方法①:自然乾燥
1.タイムをよく洗い、水気をしっかり拭き取る。
2.数本ずつ束ねて、風通しの良い場所に逆さに吊るす。
3.1~2週間ほどでカラカラに乾燥する。
🔹 ポイント:直射日光を避け、風通しの良い場所で乾燥させると香りが残りやすい。
方法②:オーブン乾燥(短時間で乾燥可能)
1.低温(50~70℃)のオーブンで1~2時間乾燥させる。
2.途中で様子を見ながら、完全に乾燥するまで加熱する。
🔹 ポイント:オーブンを使えば短時間で乾燥できるが、香りがやや飛びやすい。
2. ドライタイムの保存方法
保存期間:約6ヶ月~1年
保存手順
1.完全に乾燥させたタイムの葉を茎から取り外す。
2.密閉できるガラス瓶やスパイスボトルに入れる。
3.直射日光と湿気を避け、冷暗所で保存する。
🔹 ポイント:香りを保つために空気に触れないよう密閉し、熱や湿気の多い場所は避ける。
タイムを保存する際の注意点
✅ フレッシュタイムのカビに注意
●湿度が高すぎるとカビが生えることがある。保存中に黒ずみや異臭が出たら処分する。
✅ 冷凍保存では水分をしっかり拭き取る
●水分が残っていると、霜がつきやすく風味が落ちる。
✅ ドライタイムは湿気を避ける
●湿気が多いとカビが発生しやすく、香りも飛びやすい。
✅ 冷蔵庫で保存する場合は密閉する
●冷蔵庫の匂いが移りやすいので、密閉容器に入れて保存するのがおすすめ。
タイムの魅力は?

タイムの魅力は、料理・健康・美容・アロマテラピーなど多方面で活躍する万能ハーブであることです。爽やかでスパイシーな香りと、抗菌・抗酸化作用を持つ成分を含み、食事の風味を引き立てるだけでなく、健康維持やリラックス効果にも役立ちます。本記事では、タイムの持つさまざまな魅力について詳しくご紹介します。
1. 料理での魅力 – 香りと風味で料理を格上げ
タイムは、料理に深みとコクを加えるスパイス&ハーブとして、世界中で愛用されています。
タイムの香りと風味の特徴
●スパイシーで温かみのある香りが肉や魚の臭みを消し、料理を引き立てる。
●ほのかな苦みと甘みが絶妙なバランスを生み出し、味に奥行きを加える。
料理との相性
✅ 肉料理:チキン、ラム、ビーフなどのグリル・ロースト料理
✅ 魚料理:焼き魚、ムニエル、アクアパッツァ
✅ スープ・煮込み料理:ポトフ、ミネストローネ、トマトソース
✅ パスタ・ソース:ペペロンチーノ、クリームソース
✅ パンやチーズ料理:フォカッチャ、チーズオムレツ
🔹 料理のポイント
タイムは加熱するとさらに香りが引き立つため、煮込み料理やオーブン料理に最適!
2. 健康への魅力 – 抗菌・抗酸化作用で体をサポート
タイムには、抗菌・抗ウイルス作用を持つ成分が豊富に含まれており、健康維持に役立つハーブです。
タイムに含まれる有効成分
✅ チモール(Thymol):強い抗菌・抗ウイルス作用を持ち、感染症予防に効果的。
✅ カルバクロール(Carvacrol):消化を助け、胃腸の調子を整える。
✅ フラボノイド:抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ。
タイムの健康効果
1.風邪や喉の痛みの緩和
〇タイムティーは喉の炎症を抑え、咳を和らげる。
2.免疫力アップ
〇抗菌作用により、体をウイルスや細菌から守る。
3.消化促進・胃腸のサポート
〇タイムの成分が胃の働きを助け、消化不良や胃もたれを軽減。
4.リラックス効果
〇香り成分が自律神経を整え、ストレス軽減に役立つ。
🔹 健康活用ポイント
●タイムティーを飲むと、風邪予防やリラックス効果が期待できる。
●料理に取り入れることで、日常的に健康維持をサポート。
3. 美容への魅力 – 肌や髪の健康にも貢献
タイムには抗酸化作用や抗炎症作用があり、スキンケアやヘアケアにも活用できます。
タイムの美容効果
✅ 肌の老化防止:抗酸化作用により、シミやシワの原因となる活性酸素を抑える。
✅ ニキビ・吹き出物対策:抗菌作用が肌の炎症を抑え、清潔な状態を保つ。
✅ 頭皮ケア・育毛促進:血行を促進し、髪にハリやコシを与える。
🔹 美容活用ポイント
●タイムを煎じた液を化粧水として使うと、肌を引き締める効果がある。
●タイムのエッセンシャルオイルを頭皮マッサージに使うと、健康な髪を保つのに役立つ。
4. アロマテラピーの魅力 – リラックス&リフレッシュ効果
タイムの香りは、リラックス効果と集中力アップの両方を兼ね備えているのが特徴です。
タイムのアロマ効果
✅ ストレス軽減:香りを嗅ぐことで心が落ち着き、リラックスできる。
✅ 集中力アップ:脳を活性化し、作業や勉強に集中しやすくなる。
✅ 呼吸器系をサポート:蒸気を吸入すると、鼻や喉がすっきりする。
🔹 アロマ活用方法
●ディフューザーにタイムの精油を数滴加えて、部屋全体に香りを広げる。
●バスタイムにタイムの葉や精油を加え、リラックス効果を楽しむ。
●ハンドスチームとして、熱湯にタイムを入れ、蒸気を吸い込むことで鼻や喉のケアに。
5. 育てる楽しみ – 家庭菜園での魅力
タイムは育てやすいハーブのひとつで、家庭菜園やベランダでも簡単に栽培できます。
育てるメリット
✅ 手軽にフレッシュタイムが楽しめる:料理やハーブティーにすぐに使える。
✅ 害虫がつきにくい:抗菌・防虫効果があるため、初心者でも育てやすい。
✅ 香りで癒される:ベランダや庭に植えると、ふんわりと良い香りが漂う。
🔹 栽培のポイント
●日当たりの良い場所で育てる(地中海性気候を好む)。
●水はけの良い土を使用する(湿気が多すぎると根腐れの原因になる)。
●こまめに収穫しながら育てる(新芽を摘むことで長く楽しめる)。
タイムを使ったレシピ

タイムの爽やかな香りとスパイシーな風味を活かした料理は、シンプルながら奥深い味わいになります。今回は、「タイム香るローストチキン」のレシピをご紹介します。オーブンで焼くだけで、香ばしくジューシーな仕上がりに!
タイム香るローストチキン
タイムを使った材料(2人分)
●鶏もも肉:2枚(約300g)
●タイム(フレッシュ or ドライ):3~4枝(ドライの場合は小さじ1)
●にんにく:1片(スライスまたはみじん切り)
●オリーブオイル:大さじ1
●塩:小さじ1/2
●黒こしょう:適量
●レモン(お好みで):1/2個(くし形切り)
タイムを使った作り方
1.鶏もも肉に下味をつける
〇鶏肉の表面に塩、黒こしょうをまんべんなくふる。
〇タイム(フレッシュの場合は枝ごと)とにんにくを鶏肉にまぶし、オリーブオイルを全体に馴染ませる。
2.味をなじませる
〇30分ほど冷蔵庫で寝かせると、タイムの香りがしっかり浸透する。
3.オーブンで焼く
〇予熱したオーブン(200℃)で皮目を上にして約25分焼く。
〇途中でタイムを軽く押しつけると、香りがより引き立つ。
4.仕上げ
〇焼き上がったら皿に盛り、お好みでレモンを絞って完成!
🔹 ポイント
●フライパンで焼く場合は、中火で皮目から5分、裏返してさらに5分焼く。
●仕上げにタイムの葉を散らすと、香りがさらに際立つ。
シンプルな材料で本格的な風味が楽しめる一品です。ぜひお試しください!