岩のりとじ鍋
岩のりとじ鍋とは?
秋田県の郷土料理にも通じる「岩のりとじ鍋」は、日本人の食文化に根ざした、だし文化と海の幸の魅力を融合させた一品です。昆布やかつお節から丁寧にとった風味豊かなだしに、香ばしく、磯の香りが広がる岩のりを加え、最後にふんわりと仕上げた卵でとじることで、口当たりもやさしく、栄養価も高い鍋料理となります。
この鍋は、特に冬場の寒い時期に食べたくなる、体の芯から温まるレシピとして、古くから秋田をはじめとする日本各地で親しまれてきました。海藻の旨味と卵のコクが絶妙に絡み合い、どこか懐かしさを感じさせる家庭の味として根付いています。
近年では、この伝統的な和風鍋に、スパイスを取り入れた新しいスタイルも注目されています。なかでも、コモミックス(カレー粉)を加えることで、岩のりの香りを引き立てつつも、スパイシーなアクセントをプラスするアレンジが人気を集めています。香辛料が持つ温熱効果で体を内側から温めることができ、免疫力アップにも貢献。また、卵とスパイスの組み合わせは、カレー風味の親子丼のような感覚で、子どもから大人まで楽しめる味わいです。
ご飯との相性はもちろん、お酒のあてとしてもぴったり。特に日本酒や焼酎とのペアリングは格別で、普段の食卓を少し特別な時間に変えてくれます。岩のりとじ鍋は、手軽に作れて、栄養バランスも良く、アレンジ次第でいかようにも楽しめる、まさに“万能鍋”と言えるでしょう。
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岩のりとじ鍋のレシピ(カレー粉=コモミックス)

「なべ勝」スタイルの味わいをヒントに、より家庭向けにアレンジしたのがこの「岩のりとじ鍋(コモミックス使用)」です。伝統的な和風だしの代わりにめんつゆを使用することで、調味がシンプルになり、誰でも手軽に本格的な味に仕上げることができます。そこへカレー粉=コモミックスを加えることで、スパイスの風味と香りが絶妙に溶け込み、まるで和風カレー鍋のような新感覚の味わいを楽しめます。
特に注目したいのが、ふんわりとした卵と、ちぎって加える岩のりの相性の良さです。岩のりの持つ豊かな磯の香りと、卵のまろやかさが、コモミックスのスパイス感を包み込むように調和し、ひとくちごとに広がる味の変化を楽しめます。岩のりは加熱しすぎると風味が飛びやすいため、煮込みすぎずに仕上げの直前に加えるのがコツ。卵もまた、半熟状で仕上げることで口当たりが良く、全体にまろやかな印象を与えてくれます。
さらに、ガラムマサラを仕上げにふりかけることで、より本格的なスパイスの香りが立ち上がり、香り高い一品に昇華します。ガラムマサラにはシナモンやクローブ、カルダモンなどの温性スパイスが含まれており、寒い季節には身体を芯から温めてくれる効果も期待できます。
この鍋は、白ご飯との相性も抜群ですが、お酒、特に日本酒や焼酎との相性の良さも見逃せません。優しい味の中にスパイスの輪郭が立っているため、口の中をさっぱりとさせながら次のひとくちを誘う、まさに“お酒のあて”にも最適な一品です。
また、風邪気味のときや体調を崩しやすい季節にもおすすめ。消化に良く、栄養価の高い卵と海藻に加えて、スパイスの抗菌・抗炎症効果が期待できるため、体調管理にもぴったりです。家庭でも簡単に、そして健康的に楽しめる「岩のりとじ鍋(コモミックス入り)」を、ぜひ一度お試しください。
岩のりとじ鍋の材料(2人前)
●岩のり(板のりや韓国のりでも可):1パック(約10g)
●卵:2個
●めんつゆ(3倍濃縮):大さじ3
●コモミックス(カレー粉):小さじ1〜1.5(お好みで)
●水:400ml
●長ねぎ(小口切り):1/2本
●お好みで:きのこ(しめじ・えのき等)、豆腐(約150g)
●ガラムマサラ:適量(仕上げに)
岩のりとじ鍋の作り方
1.スープを準備する
鍋に水400mlを入れ、めんつゆ大さじ3、コモミックス小さじ1〜1.5を加えて中火にかけ、よく混ぜる。
2.具材を煮る
沸騰したら、きのこや豆腐を加え、2〜3分煮る。
3.岩のりを加える
具材が煮えたら、岩のりを手でちぎって加え、軽く混ぜる。
4.卵でとじる
溶き卵を回し入れ、半熟になったら火を止め、ふたをして1分蒸らす。
5.仕上げる
刻んだねぎを散らし、お好みでガラムマサラを振って完成!
ポイント:
●スパイスは控えめに。コモミックスとガラムマサラで香りとコクを引き出す。
●岩のりは煮すぎずに最後に加えるのが風味の決め手。
●卵はふわとろ半熟でとじると口当たり抜群。
●〆はうどんや雑炊で、余すことなく楽しめます。
岩のりとじ鍋の楽しみ方

この鍋の魅力は、ベースのレシピがシンプルである分、アレンジの幅が非常に広く、食べる人の好みに合わせて自由自在にカスタマイズできる点にあります。そのままいただくだけでも、コモミックスのスパイシーさと岩のりの磯の香り、卵のまろやかさが絶妙に融合していて、ご飯がどんどん進む味わいですが、ひと手間加えることでさらに楽しみが広がります。
たとえば、余ったスープにご飯を加えれば、即席スパイシー雑炊に早変わり。卵と岩のりが溶け込んだスープがご飯に染み込み、体も心も温まる一品に。また、ご飯の上に具材を乗せて、スパイシー卵とじ丼風にしても楽しめます。これにチーズを加えると、まろやかさが増し、カレーチーズ鍋風としてもおすすめ。チーズのコクがスパイスと絶妙にマッチし、大人も子どもも大満足の味に仕上がります。
さらに、うどんや中華麺を加えてスパイシー麺鍋にするアレンジも人気。食欲がない日でも、スパイスの香りが食欲をそそり、つるっとした麺の食感が後を引きます。冷蔵庫の残り野菜や冷凍の餃子などを加えてボリュームアップさせれば、立派なメインディッシュに。
ドリンクとの相性も抜群です。とくにおすすめなのが日本酒や焼酎との組み合わせ。鍋の温かさとスパイスの刺激が、冷えた体を内側からほぐしてくれるので、冬の晩酌タイムにぴったり。軽く燗をつけた日本酒を合わせることで、鍋の旨味とスパイスの香りが引き立ち、風味のハーモニーを楽しめます。ビールやワインとも意外に合い、ホームパーティーにも最適なメニューです。
辛さの調整も自在で、ガラムマサラの量を調節することで、お子さま向けのマイルド仕立てから、大人向けのピリ辛風味まで幅広く対応可能。岩のりの自然な塩気と、スパイスの香りのバランスが絶妙で、食べ進めるほどに味の奥行きを感じられる一品です。
ご家族での夕食に、友人との団らんに、お酒を楽しむ大人のひとときに、「岩のりとじ鍋(コモミックス入り)」は、どんな場面でもテーブルを彩る存在です。
岩のりとじ鍋をお家でも楽しもう

「岩のりとじ鍋」は、特別な調理器具や高度な技術を必要とせず、手に入りやすい材料とシンプルな工程で、誰でも本格的な味を再現できるのが魅力です。秋田の郷土料理にルーツを持つこの鍋は、日本人の味覚になじみのある和の味わいをベースに、カレー粉=コモミックスのスパイスを加えることで、現代的なエッセンスを取り入れた“和風スパイス鍋”として再構築された一品です。
日常の食卓にはもちろん、忙しい平日の夕食や、時間をかけられない日の一品料理としても最適。下ごしらえが少なく、煮るだけで完成するこの鍋は、調理にかかるストレスが少ないため、料理初心者の方にもおすすめできます。また、冷蔵庫にある食材を活用すれば、食材ロスの削減にもつながり、経済的かつサステナブルな食卓づくりにも貢献できます。
たとえば、鶏もも肉を一口大に切って加えると、ボリューム感が増して食べ応えのある鍋に。白菜や春菊、ほうれん草などの葉物野菜を加えれば、栄養バランスもさらにアップします。冷凍保存していた豆腐やきのこ類を加えることで、風味豊かで具だくさんの一品に早変わり。また、きのこ類とスパイスの相性も非常に良く、旨味が引き立ちます。
「ガラムマサラを追加でふりかける」というひと手間も、お好みの香りや辛さに仕上げるうえで重要なポイントです。香り高く、複数のスパイスがブレンドされたガラムマサラは、スープ全体に奥行きを持たせ、味の層を深めてくれます。辛味が強くなりすぎないため、小さなお子さまがいるご家庭でも調整しやすく、家族みんなで楽しめるのもこの鍋の魅力です。
そして何より、この鍋の嬉しい点は“食後の楽しみ”が用意されていること。スープを活かして、雑炊やうどん、リゾット風などにアレンジできるため、余すことなく楽しめます。スパイスの香りが残るスープにご飯とチーズを加えれば、洋風の仕上がりになり、まったく違った味わいを楽しむことも。
寒い季節はもちろん、季節の変わり目で体調を崩しがちなときや、疲れた日にも心強い味方になってくれる「岩のりとじ鍋」。コモミックスのスパイス感を活かしたレシピを通じて、和と洋の融合を楽しみながら、あたたかいひとときをご家庭でお過ごしください。