マジョラムとは?名前の由来から香り・味・歴史・健康効果・使い方まで丸ごと解説!
マジョラムとは、地中海原産の芳醇な香りを持つハーブで、料理や薬用として古代から愛されてきました。ほんのり甘く、優しい香りが特徴で、肉料理やスープ、サラダなどさまざまなレシピに活用されています。また、健康や美容効果が期待される成分も含まれており、ハーブティーやアロマとしても人気です。この記事では、マジョラムの名前の由来や歴史、香りや味の特徴、保存方法やレシピまで、知っておきたい情報を徹底解説します!
マジョラムとはどんなスパイス?

マジョラムとはどんなスパイスかご存じですか? 料理好きの方やハーブ愛好家にはおなじみかもしれませんが、実は歴史や用途を深掘りしていくと、驚くほど奥深い魅力を持つハーブです。シソ科に属するこの植物は、甘く優しい香りとまろやかな味わいで、料理の隠し味や薬用として古代から人々に愛されてきました。今回は、マジョラムの別名や名前の由来、植物としての特徴、使い道までを徹底解説します!
🌱 マジョラムの別名と名前の由来
マジョラムには、いくつかの興味深い別名があります。
最も有名なのは「スイートマジョラム(Sweet Marjoram)」という名前。これは、同じシソ科の近縁種「ワイルドマジョラム」(いわゆるオレガノ)と区別するためにつけられたものです。スイートという言葉がつくのは、オレガノに比べて甘くまろやかな香りを持つためです。
また、古代ローマでは「ジョイ・オブ・ザ・マウンテン(山の喜び)」とも呼ばれ、幸福や愛の象徴とされていました。
名前の由来には諸説ありますが、有力なのはアラビア語の「マルジャム(Marjam)」で、「比類なき」「比べるものがない」という意味があります。この名前からも、古代の人々がマジョラムを特別なハーブとして扱っていたことがうかがえますね。
🌍 マジョラムの科名・原産地
マジョラムはシソ科(Lamiaceae)に属し、学名はOriganum majoranaです。
原産地は地中海沿岸地域で、特にトルコ、エジプト、キプロスなどが有名です。温暖で乾燥した気候を好む植物ですが、現在ではヨーロッパ各地やアメリカ、日本でも栽培されています。
🍃 マジョラムの利用部位と植物としての特徴
マジョラムの利用部位は主に葉です。
植物の特徴を詳しく見ていきましょう👇
●草丈:30~60cmほどのコンパクトな多年草
●葉の形:小さくて丸みを帯びた灰緑色の葉
●花:初夏~秋にかけて白や淡い紫の可憐な花を咲かせる
●香り:甘く優しいフローラルな香りに、ほのかなスパイシーさ
葉はフレッシュのままでもドライでも香りが良く、料理やアロマ、薬用など幅広い用途で活躍します。
🍽️ マジョラムの用途と魅力
マジョラムの用途を見ていきましょう。実は、料理以外にもたくさんの使い道があるんです!
① 料理用スパイス・ハーブとしての用途
マジョラムは、主にヨーロッパ料理で愛されています。
●肉料理:鶏肉や豚肉、ラムなどの臭みを消し、風味を加える
●スープやシチュー:優しい香りがスープの旨味を引き立てる
●野菜料理:特にナスやトマトとの相性が抜群
●ドレッシング・ソース:サラダやパスタに爽やかな香りをプラス
イタリア料理やフランス料理では欠かせないハーブで、特にソーセージやミートローフの風味づけにもよく使われます。
② 薬用ハーブとしての役割
マジョラムには古くから「癒しのハーブ」としての役割もありました。
●消化促進:胃腸の調子を整え、食欲不振を和らげる
●リラックス効果:甘い香りで心を落ち着け、ストレス緩和に役立つ
●抗炎症・鎮痛作用:頭痛や筋肉痛を和らげると伝えられている
古代ギリシャやローマでは、「愛と幸福の象徴」とされ、花冠にして結婚式の花嫁に贈られていたとか。
③ 美容・アロマとしての活用
マジョラムのエッセンシャルオイルは、リラックス効果やスキンケアにも使われます。
●アロマテラピー:深いリラックスをもたらし、安眠をサポート
●スキンケア:抗酸化作用が期待され、肌の調子を整える
お風呂に数滴たらすと、優しい香りに包まれて疲れがふわっと和らぎますよ✨
マジョラムの味や香りは?

マジョラムの味や香りは、他のハーブと比べてもひと味違う、繊細で優しい個性を持っています。オレガノに近い見た目をしているので、「同じような味?」と思われがちですが、実際にはまったく違う風味が楽しめるんです。今回は、マジョラムの味や香りを詳しく掘り下げていきます!
🍃 マジョラムの味の特徴
マジョラムの味をひとことで言うなら、「ほんのり甘くてまろやか」。
他のスパイスやハーブにはない、やさしく包み込むような味わいが特徴です。具体的にはこんな感じ👇
●ほのかな甘み:クセが少なく、優しい甘みを感じる
●温かみのあるまろやかさ:苦みや辛みがほとんどなく、穏やかな風味
●ほんのりスパイシー:甘さの中に少しだけスパイシーなニュアンス
この味わいが、肉や魚、野菜などどんな食材とも調和しやすい理由です。特に、肉料理やトマトベースの料理に加えると、食材の旨味を引き立てながら、後味をやさしくまとめてくれます。
🌸 マジョラムの香りの特徴
マジョラムの香りは、「フローラルで甘く、ほんのりスパイシー」という絶妙なバランスが魅力です。
●甘く華やかな香り:バラや柑橘を思わせるような、ふんわりと優しい香り
●スパイシーさも感じる奥行き:かすかに感じる爽やかなスパイスの香りが料理にアクセントを加える
●ハーブ特有の草っぽさが少ない:ローズマリーやタイムよりも柔らかい香り
特にフレッシュなマジョラムは、摘んだ瞬間に広がる爽やかで甘い香りが格別です。一方 ドライのマジョラムは、香りが凝縮されてよりスパイシーなニュアンスが強くなります。
🔥 オレガノとの違いは?

マジョラムとよく比較されるのが「オレガノ」ですが、味や香りには大きな違いがあります。
オレガノはトマトソースやピザなど濃い味の料理にぴったりですが、マジョラムはより繊細で、優しい味わいの料理に向いています。
🍽️ マジョラムの味と香りを活かすおすすめの料理
マジョラムの味や香りを最大限に楽しめる料理をいくつかご紹介します✨
●ローストチキン:鶏肉のジューシーさに甘く優しい香りをプラス!
●トマトスープ:トマトの酸味をまろやかにし、爽やかな風味を加える
●グリル野菜:ナスやズッキーニにまぶすと、甘みと香りが際立つ
●魚のソテー:白身魚やサーモンとの相性も抜群。ほんのり甘く上品な味わいに
●ポテト料理:マッシュポテトやポテトグラタンに加えると、コク深い味に
マジョラムの種類は?

マジョラムの種類は意外と多く、それぞれに個性があるのをご存じですか? 一般的に「マジョラム」といえば「スイートマジョラム」を指しますが、実はほかにもいくつかの種類があり、風味や用途が少しずつ異なります。今回は、代表的なマジョラムの種類を詳しく紹介していきます!
🌱 1. スイートマジョラム(Sweet Marjoram)
学名:Origanum majorana
最もポピュラーな種類がこのスイートマジョラムです。料理用ハーブとしてスーパーなどで見かけるのも、ほとんどがこのタイプです。
✅ 特徴
●甘くて優しいフローラルな香りが特徴
●苦みや辛みが少なく、まろやかでほのかな甘みを感じる
●肉・魚・野菜・スープなど、どんな料理にも使いやすい
✅ 用途
●ローストチキンやポークソテーなどの肉料理
●野菜スープやシチューの香りづけ
●サラダやパスタの仕上げにパラリとひとふり
香りも味もやわらかく繊細なので、他のハーブと合わせても主張しすぎないのが魅力です。
🌾 2. ワイルドマジョラム(Wild Marjoram)
学名:Origanum vulgare
実は、ワイルドマジョラムとは「オレガノ」のことです!
✅ 特徴
●香りが強く、スパイシーでほろ苦さがある
●スイートマジョラムよりも風味が力強い
●「ピザハーブ」としておなじみの香り
✅ 用途
●ピザやトマトソースなど、味の濃い料理
●グリル料理や煮込み料理にアクセントとして
●香りを前面に出したい料理に
「スイートマジョラム」との違いは、甘さ控えめ&パンチの効いた香りです。イタリア料理やメキシコ料理では、こちらの方がよく使われます。
🌸 3. ポットマジョラム(Pot Marjoram)
学名:Origanum onites
スイートマジョラムとワイルドマジョラムの中間のような存在で、地中海沿岸地域でよく見られる種類です。
✅ 特徴
●スイートマジョラムよりややスパイシーだけど、オレガノほど強くない
●香りは爽やかさと甘さがほどよく混ざった感じ
●鉢植え(ポット)で育てやすいので「ポットマジョラム」と呼ばれる
✅ 用途
●魚や鶏肉のハーブ焼き
●チーズ料理やグリル野菜の風味づけ
●スープやシチューの隠し味
風味がほどよく、いろいろな料理に合わせやすい万能タイプです。
🌟 4. フレンチマジョラム(French Marjoram)
学名:Origanum x majoricum
スイートマジョラムとワイルドマジョラムの交配種で、フランス料理に使われることが多い品種です。
✅ 特徴
●スイートマジョラムの甘さと、オレガノのスパイシーさを併せ持つ
●香りは少しシャープで、後味に爽やかさが残る
●ハーブ好きにはたまらない、複雑で奥深い香り
✅ 用途
●魚介料理や白身魚のグリル
●地中海料理やプロヴァンス風の煮込み料理
●ハーブバターやドレッシングに混ぜても美味しい
甘さとスパイシーさのバランスがよく、「甘いだけじゃ物足りない」という方におすすめです。
🔥 5. コンパクトマジョラム(Compact Marjoram)
学名:Origanum majorana 'Compactum'
観賞用としても人気の種類です。
✅ 特徴
●草丈が低く、葉が小さくてかわいらしい見た目
●香りはスイートマジョラムに近いが、少し控えめ
●育てやすく、ベランダや室内でも栽培できる
✅ 用途
●観賞用メインですが、料理にも使える
●ハーブティーやサラダに軽く添える程度ならOK
料理よりも「見た目を楽しみたい」という方におすすめです🌸。
マジョラムの歴史は?

マジョラムの歴史は、古代文明までさかのぼる長くて深いものです。甘く優しい香りを持つこのハーブは、料理だけでなく、医学や宗教、さらには文化的な象徴としても重宝されてきました。今回は、マジョラムがどのようにして世界中に広まり、人々に愛されるようになったのかを、時代を追いながら詳しく解説していきます!
🏺 古代エジプト時代のマジョラム

マジョラムの最古の記録は、古代エジプトまでさかのぼります。
エジプトでは、マジョラムは神聖なハーブとして扱われ、特に死者の安らぎを祈る儀式で使われていました。
●ミイラ作り では、防腐作用を期待してマジョラムを遺体に塗ったり、包帯に混ぜ込んだりしたそうです。
●香油 としても利用され、神殿や貴族たちの間で、芳しい香りを楽しむために使われていた記録も残っています。
また、当時の医者たちは、マジョラムを「胃腸を整える薬草」としても利用していたそうです。
🏛️ 古代ギリシャ・ローマ時代のマジョラム
マジョラムの歴史で特に有名なのが、古代ギリシャとローマの時代です。
ギリシャでは、マジョラムは愛と幸福の象徴とされていました。
●愛の女神アフロディーテがマジョラムを生み出したという神話があり、結婚式では花嫁花婿にマジョラムの花冠をかぶせる習慣があったほど。
●「ジョイ・オブ・ザ・マウンテン(山の喜び)」という別名も、この時代に生まれたと言われています。
さらに、ギリシャの医師ヒポクラテス(「医学の父」とも呼ばれる人物)は、マジョラムを呼吸器疾患や消化不良の治療薬として推奨していました。
ローマでも同様に、マジョラムは薬草や調味料として広く使われていました。
●兵士たちは戦いの前にマジョラムのオイルを塗って、勇気を得るという習慣があったそうです。
●ローマの料理人たちは、肉や魚の保存・香りづけにマジョラムを好んで使っていました。
🛡️ 中世ヨーロッパでのマジョラム
中世に入ると、マジョラムは「万能薬」としての地位を確立していきます。
この時代、ハーブは修道院や薬草園で育てられ、民間療法の中心的な存在でした。
●風邪や頭痛、胃痛、筋肉痛など、あらゆる症状に効く薬草と考えられていました。
●「魔除けのハーブ」ともされ、家の入口にマジョラムを吊るして邪悪なものを寄せ付けないおまじないも広まっていたとか。
また、マジョラムはヨーロッパ料理にも深く浸透していきました。特にフランスやイタリアでは、肉料理やスープに欠かせないハーブとなり、現在の料理文化にもその名残が残っています。
🌍 大航海時代と世界への広がり
15~17世紀の大航海時代になると、マジョラムはヨーロッパから世界中へと広まっていきます。
●スペインやポルトガルの探検家たちが南アメリカに持ち込み、現地の料理に取り入れられました。
●イギリスでは、ハーブティーとして人気が出始め、リラックス効果や安眠効果を期待する人々に愛されました。
●アジアにも伝わり、特にインドではアーユルヴェーダ(伝統医学)の一部として取り入れられることもあったようです。
🇯🇵 日本でのマジョラムの歴史
日本にマジョラムが伝わったのは、明治時代以降だと言われています。
●当初は観賞用として栽培されることが多かったものの、次第に西洋料理の普及とともに料理用スパイスとしての地位を確立していきました。
●現在では、イタリアンやフレンチレストランのほか、家庭でもハーブティーや料理に取り入れる人が増えています。
マジョラムの保存は?

マジョラムの保存は、フレッシュな香りと風味を長持ちさせるためにとても大切です。甘く優しい香りが特徴のマジョラムですが、保存方法を間違えるとすぐに香りや味が落ちてしまいます。そこで今回は、フレッシュマジョラムとドライマジョラムそれぞれの正しい保存方法や、香りを長持ちさせるポイントを詳しく解説します!
🌱 フレッシュマジョラムの保存方法
フレッシュマジョラムは、摘みたての爽やかな香りとやわらかい葉が魅力ですが、とてもデリケートなハーブなので、そのままだとすぐにしおれてしまいます。そこで、以下の方法を試してみてください👇
🥶 冷蔵保存の方法
短期間で使い切るなら、冷蔵保存が便利です!
✅ 手順
1.マジョラムを軽く洗い、水気をしっかりふき取る
→ 水分が残っていると、カビや傷みの原因になるので注意!
2.湿らせたキッチンペーパーで包む
→ 完全に濡らすのではなく、軽く湿らせるのがポイント。乾燥を防ぎつつ、鮮度を保てます。
3.保存袋や密閉容器に入れる
→ 空気に触れると劣化しやすいため、できるだけ密閉しましょう。
4.冷蔵庫の野菜室に入れる
→ 低温すぎると葉が傷むので、野菜室がベストです!
🕒 保存期間:3~5日程度
🧊 冷凍保存の方法
長期保存したいなら冷凍がおすすめ!
✅ 手順
1.葉だけを摘み取り、洗ってしっかり水気を取る
2.ジップ付き保存袋や製氷トレイに入れる
→ オリーブオイルと一緒に製氷トレイに入れると、料理にすぐ使えて便利✨
3.冷凍庫へIN!
🕒 保存期間:1ヶ月程度
※冷凍すると風味は少し落ちますが、加熱料理に使うならほとんど気になりません!
🍃 ドライマジョラムの保存方法
ドライマジョラムは香りが凝縮されているので、長期保存に向いています。
ただし、湿気や光、酸化に弱いので、しっかり保存しないと香りが飛んでしまいます💦
🏺 常温保存の方法
✅ 手順
1.密閉容器(瓶やジップ袋)に入れる
→ 空気をしっかり遮断しましょう!
2.冷暗所に保存する
→ 光や熱で風味が落ちるので、直射日光が当たらない場所がベスト。
🕒 保存期間:6ヶ月〜1年程度
※古くなったドライマジョラムは、香りが薄れていることが多いので、手でもんでみて香りが出ない場合は買い替え時です👀
🌟 保存のポイントまとめ
フレッシュとドライ、どちらもマジョラムの香りを長持ちさせるために、以下のポイントを押さえましょう👇
✅ フレッシュマジョラム
●短期間なら冷蔵保存(湿らせたキッチンペーパー+密閉袋)
●長期保存なら冷凍保存(製氷トレイ+オリーブオイルもおすすめ!)
✅ ドライマジョラム
●密閉容器に入れて冷暗所で保存
●湿気・光・熱を避ける
🥘 保存したマジョラムをおいしく使うコツ
せっかく上手に保存できたマジョラム、料理にも上手に活用したいですよね!
🌟 フレッシュマジョラム
●サラダやスープ、肉料理の仕上げにふりかけると、爽やかな香りが広がります✨
🌟 ドライマジョラム
●煮込み料理やグリル料理に加えると、香りがじんわり引き立ちます🔥
マジョラムの魅力は?

マジョラムの魅力は、ただの「料理用ハーブ」という枠に収まらない奥深さにあります。甘く優しい香りやまろやかな味わいだけでなく、古代から愛されてきた歴史的背景や、健康・美容効果、アロマとしての癒し効果など、知れば知るほど魅力が広がるハーブなんです。今回は、そんなマジョラムの多彩な魅力をじっくりご紹介します!
🌸 1. 甘くやさしい香りと味わい
マジョラムの最大の魅力といえば、やはりその甘くふんわりとした香りとまろやかで優しい味わいです。
●香り:ほのかに花のようなフローラルさがありながら、爽やかさも感じるバランスの良い香り。料理に加えるだけで、ふんわりと香り立ち、食欲をそそる風味をプラスします。
●味わい:クセが少なく、ほんのり甘みがあるため、どんな料理にも合わせやすいのが魅力。特に肉料理やスープに加えると、素材の旨味を引き立てながら、後味を優しくまとめてくれます。
👉 おすすめ料理
●ローストチキンやポークの下味に
●トマトスープやミネストローネの仕上げに
●グリル野菜やマッシュポテトにふんわりプラス
🏺 2. 歴史が生み出すロマンティックな魅力
マジョラムには、香りや味だけではない歴史的なロマンも詰まっています✨
古代ギリシャでは「愛と幸福の象徴」とされ、愛の女神アフロディーテがこのハーブを生み出したという神話も残されています。結婚式では花嫁花婿にマジョラムの花冠をかぶせる習慣もあったとか💐。
また、中世ヨーロッパでは「魔除けのハーブ」として、玄関に吊るしたり、枕元に置いたりすることで悪いものを遠ざけ、幸運を呼び込むと信じられていました。
ただのスパイスにとどまらず、幸せを運ぶハーブとしての魅力を知ると、さらに特別な存在に感じられますよね✨
💪 3. 健康・美容効果も期待できる!
実は、マジョラムには健康や美容への嬉しい効果もたくさんあるんです!
🔹 消化促進
マジョラムに含まれる成分には胃腸を整える効果があると言われており、食後のハーブティーにすると消化を助けてくれます。
🔹 リラックス&安眠効果
甘い香りにはリラックス作用があり、ストレスや不安を和らげると言われています。寝る前のハーブティーやアロマオイルとしてもおすすめです🌙。
🔹 抗炎症・抗菌作用
古代から薬草としても使われてきたマジョラム。現在でも、風邪予防や喉の痛み、筋肉痛の緩和を期待する人もいるんです。
🔹 美容効果
マジョラムの精油には、抗酸化作用があるとされ、お肌の調子を整えたり、体内の老廃物の排出をサポートする効果も期待されています。
👉 おすすめ活用法
●食後のマジョラムティーで消化をサポート
●アロマオイルでおやすみ前のリラックスタイム
●お風呂に1〜2滴入れて、疲れた体をじんわり癒すバスタイム
🍃 4. 料理だけじゃない!マジョラムの万能な使い道
マジョラムの魅力は、料理や健康・美容だけにとどまりません✨
💧 アロマオイル
甘く優しい香りを楽しめるマジョラムの精油(エッセンシャルオイル)は、リラックス効果を狙ったアロマテラピーに最適。肩の力がふっと抜けるような心地よさを感じられます。
🛀 ハーブバス
お風呂に入れて香りを楽しみながら、全身をリラックス。血行が良くなって、体がポカポカに。
🌿 ガーデニング
マジョラムは育てやすく、家庭菜園やベランダガーデンでも育てられるのが魅力。かわいらしい花を咲かせて、目でも楽しませてくれますよ🌸
マジョラムを使ったレシピ

マジョラム香るチキンソテー
マジョラムの甘く優しい香りが、ジューシーなチキンを包み込む絶品ソテー。シンプルなのに香り豊かで、食卓が華やかになる一品です✨
マジョラム香るチキンソテー
🛒 材料(2人分)
●鶏もも肉:2枚(300g)
●塩・こしょう:各少々
●マジョラム(ドライ):小さじ1/2(フレッシュなら2〜3枝)
●にんにく:1片(みじん切り)
●オリーブオイル:大さじ1
●レモン:1/2個(仕上げ用)
🍳 作り方
1.鶏もも肉に塩・こしょうをふり、マジョラムを両面にまぶす
2.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で香りを引き出す
3.中火にして鶏肉を皮目から焼き、こんがり色づいたら裏返して弱火でじっくり火を通す
4.仕上げにレモンをキュッと絞って完成!
✨ ポイント:
マジョラムの香りを生かすため、焼きすぎないのがコツ!仕上げのレモンが味を引き締めます🍋
ほかにも、スープやポテト料理にも合うので、いろいろな料理にマジョラムをプラスしてみてくださいね