(コモミックス)ナポリタン

ケチャップで仕上げる昔ながらのナポリタンに、スパイスの香りをプラスしてもっと美味しく。ここで使うのは、コモミックス（カレー粉）とガラムマサラの2種類のスパイスだけ。ほんのり辛さと香りを効かせた、大人も満足の風味豊かな一皿です。手順もシンプルで、忙しい日のランチや夜ご飯にぴったり。喫茶店風の「蒸らし工程」も取り入れることで、家庭でも本格的な味を再現できます。
このコモやん流アレンジで、ナポリタンの新しい魅力に出会ってみませんか？

材料
●パスタ（2.4mm） 80g
●玉ねぎ（薄切り） 1/4個
●マッシュルーム 1個（薄切り）
●ハム（短冊切り） 30g
●ピーマン（細切り） 1個
●トマトケチャップ 90cc
●ウスターしょうゆ 大さじ1（※）
●無塩バター 小さじ1
●サラダ油 大さじ1
●コモミックス 小さじ2
●ガラムマサラ 適量（仕上げ）
●パセリ・チーズ 適量
※ウスターソースと醤油を1:1で混ぜたものがベストです。

1.パスタを茹でる
塩分3%（水1Lに塩30g）でパスタを15分ほど茹で、ざるに上げる。
2.具材を炒める
フライパンにサラダ油を入れ中火にかけ、玉ねぎが透明になるまで炒める。次にマッシュルーム、ハムを加えてさらに炒める。
3.ケチャップを投入
ケチャップを加えて煮詰め、水分を軽く飛ばして旨味を凝縮。
4.パスタとスパイスを合わせる
弱火にして茹でたパスタ、ピーマン、コモミックスを加えて全体を絡める。
5.蒸らしてコクアップ
火を止めてフタをし、5分ほど蒸らす（喫茶店風の仕上げ）。
6.仕上げ
再度火にかけてバターとウスターしょうゆで味を調え、皿に盛ってガラムマサラ・パセリ・チーズをトッピング。

ナポリタンは、シンプルな材料で手軽に作れるからこそ、アレンジ次第でいろいろな楽しみ方ができるのが魅力です。ここでは、家庭でできるちょっとした工夫や組み合わせで、ナポリタンをもっと美味しく味わうアイデアをご紹介します。
まずはトッピングのアレンジ。定番のパセリやチーズに加えて、温泉卵や目玉焼きをのせると、スパイシーなコモミックスの香りとまろやかさが絶妙にマッチします。とろっとした黄身がソースに絡み、濃厚な味わいに早変わり。朝食やブランチにもおすすめのスタイルです。
次に、おかずプレートとしての活用。ナポリタンにサラダやスープ、バゲットを添えることで、一皿で満足感のある“カフェ風プレート”が完成。おもてなし料理としても使えるので、休日のランチにもぴったりです。
また、お子さまがいる家庭では、ナポリタンは大人気の一品。スパイスを控えめにすれば、家族全員が楽しめる味に。逆に、大人向けにはガラムマサラを多めにふって、キリッとした香りを立たせると、ワインやビールにも合う一皿になります。
最後におすすめしたいのが、冷めても美味しいナポリタンとして、お弁当のおかずにする方法。炒め直すことで水分が飛び、時間が経っても味がなじんでいて美味しさが持続します。作り置きしておけば忙しい朝にも大助かり。

ナポリタンといえば、どこか懐かしくて安心する味。喫茶店や洋食屋で食べるのも良いけれど、自宅で気軽に作れるのがこの料理の大きな魅力です。具材も工程もシンプルなので、初心者でも失敗が少なく、家族みんなで楽しめるレシピです。
お家でナポリタンを楽しむ最大のポイントは、自分好みにアレンジできること。今回ご紹介した「コモミックス（カレー粉）」を加えたスパイシーアレンジなら、普段の味にひと工夫を加えて、より奥深く風味豊かな一皿に仕上がります。さらに、仕上げにふりかけるガラムマサラで香りを立たせれば、本格的な“喫茶店風”ナポリタンの完成です。
また、冷蔵庫にある野菜や余り物を活用できるのも家庭ならではの楽しみ方。ピーマンの代わりにパプリカ、ハムの代わりにベーコンやソーセージなど、身近な食材で自在にアレンジ可能。冷凍保存もOKなので、多めに作って作り置きしておけば忙しい日にも重宝します。
さらに、パスタを茹でた後に具材やソースと炒めるだけなので、洗い物も少なく時短調理にも対応。お子さまのお昼ご飯、在宅ワーク中のランチ、さらには小腹が空いたときの夜食にもぴったりです。
ナポリタンをお家で楽しむコツは、“いつもの材料にちょっとした変化を加えること”。そのひとつが、今回ご紹介したコモミックスのスパイス使いです。辛すぎず、香り豊かに仕上がるので、大人から子どもまで楽しめる味わいに。
家庭の味をワンランクアップさせるコモやん流ナポリタン、ぜひ一度お試しください。